いいだのたぬきのおおにゅうどう
飯田の狸の大入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竹薮の前でのっぺらぼうの大入道に道をふさがれ、寺へ逃げ込んだという狸の仕業の話。
- 細部
- 竹薮にさしかかったところ、行く手をふさぐように背の高い坊主頭の影が立った。顔を見ようとしても目も鼻もない、のっぺりとした面である。腰を抜かしかけながら近くの寺の境内へ駆け込んで難を逃れたという。この場所はもともと狸がよく出る所で、大入道に姿を変えては通りかかる者を脅かしていたのだと言い伝えられている。恐ろしい遭遇談に、正体は獣だったという落ちが添えられる型をとっている。
- 広まり方
- 1991年の『伊那』所収、久保田八尋「狐今昔物語」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ