ほくとのほたるをおうおおにゅうどう
北杜の蛍を追う大入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 氏神様の境内へ蛍捕りに行った際、無言で迫ってきた大入道の正体はムジナの仕業だったという。
- 細部
- 白州町の九頭竜集落にある氏神様の境内へ、蛍を捕まえに出かけた人がいた。すると下のほうから大入道がゆっくりと迫ってきたので、挨拶をしてみたものの、まったく返事がなかったという。ちょうど大入道の頭に蛍が止まったので、それを捕まえようと手を伸ばしたところ、大入道の姿はふっと消えてしまった。これはムジナの仕業だったと語られている。蛍という小さな灯りをきっかけに、大きな怪異の正体が暴かれるという対比が印象的な話である。
- 広まり方
- 1978年刊行の『白州の民俗―山梨県北巨摩郡白州町旧菅原・鳳来村―』(東洋大学民俗研究会)口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ