おおむかで
大百足
国内
未確認生物
- どんな話か
- 近江の三上山に棲み、琵琶湖の竜神を苦しめたとされる巨大な百足の伝説。
- 細部
- 藤原秀郷、俵藤太が瀬田の唐橋で大蛇を踏み越えると、その大蛇は竜女に姿を変え、三上山に巻きつく大百足に苦しめられていると訴えた。秀郷は弓を射たが矢が通らず、唾をつけた矢で眉間を射抜いて退治した。礼として尽きない米俵や宝物を受け取り、竜宮にも招かれたと語られる。文献上の初出は『太平記』巻十五とされ、その後『俵藤太物語』の絵巻や御伽草子を通じて広まった。平安中期に実在し、940年に平将門を討った秀郷の武勇と、後世の百足退治が結びついた伝説である。
- 広まり方
- 室町時代の絵巻物や『太平記』を通じて伝えられ、滋賀県内の地名伝承としても語り継がれている。
- 地域
- 滋賀県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ