おおきなて
大きな手
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山小屋で炊いた米を天井から伸びてきた毛むくじゃらの手がつかんだが、熱さに振り払い米が飛び散ったという。
- 細部
- ボンデン岩の近くで木の切り出しをしていた作業員たちが、小屋の五升釜で米を炊いていたところ、天井から毛むくじゃらの手がぬっと伸びてきて釜の中の米を一握りつかみ取った。ところが炊きたてでかなり熱かったらしく、手をぶるぶると激しく振ったために、つかんだ飯が黄色く色づいたまま辺り一面に飛び散ったという。この出来事にちなみ、その場所は以来テゴヤと呼ばれるようになったと伝わっている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県みなかみ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ