つるがのおおかみとかたちだけのうぶごや
敦賀の狼と形だけの産小屋
国内
未確認生物
- どんな話か
- 産小屋にオオカミが現れ母子を襲ったため、以降は形だけの産小屋を建てて入るまねをする風習が昭和20年代まで続いた。
- 細部
- かつてこの地域ではお産のたびに小屋を新しく建て、そこで出産をする習わしがあった。あるとき、その産小屋に狼がやってきて母子ともども犠牲になるという痛ましい出来事が起こったという。これを機に、実際に中で出産することはやめ、形だけの産小屋を建てて一度入るふりだけをする略式の作法に変わったと伝えられている。この形ばかりの儀礼は昭和二十年代まで各家庭で行われ続けていたという。
- 広まり方
- 『福井県史 資料編15 民俗』1984年掲載、小林一男「出産の場所:産屋」の記録による。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ