とよおかのおおかみ
豊丘の狼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の神の掟に縛られた狼と、掘り割りで庄屋の刀に腹を裂かれた狼の二つの昔話。
- 細部
- この地の狼は山の神から、倒れた人間なら食べてよいがそうでない者に手を出してはならないと言い含められていた。そこで大人は子どもに、道で転んだらどっこい一休みと声を出せと教えた。倒れたのではなく休んだのだと示せば、後をつける狼に襲われずに済むという理屈である。もう一話では、夜に掘り割りを渡らねばならなくなった庄屋が傘に刀を仕込んで通った。渡る途中で刀が引かれる手応えがあり、翌日そこには腹を裂かれて死んだ狼が横たわっていたという。
- 広まり方
- 1991年の『伊那』所収、日下部新一「昔話 狼」に二話として記録されている。
- 地域
- 長野県豊丘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ