たかはたのおおかみをあやつるははのしょうたい
高畠の狼を操る母の正体
国内
未確認生物
- どんな話か
- 渡会弥三郎が狼に襲われ片腕を切り落とすと、老婆に化けて旅人を脅していた自分の母だったという話。
- 細部
- 主家の再興を願って武者修行に出ていた渡会弥三郎が、帰り道でにわかに狼の群れに取り囲まれた。よく見ると一人の老婆が狼をけしかけているとわかり、弥三郎はとっさに刀を抜いてその片腕を斬り落とした。正体を確かめてみると、老婆は再興のための金を旅人からゆすり取っていた弥三郎自身の母であった。母は事の次第を明かしたのち、越後国の弥彦山へと飛び去ってしまったという。
- 広まり方
- 1975年刊『季刊民話』所収、武田正・大友義助「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県高畠町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ