おくりおおかみにおれいをわすれたいえ
送り狼にお礼を忘れた家
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道を守ってくれた送り狼へのねぎらいを言わずに家に入ってしまい、翌朝まで戸口に居座られたという話。
- 細部
- 電車もバスもなかった頃、夜道を送ってくれる狼を送り狼と呼んだ。ある人が家に着いた際にねぎらいの言葉をかけ忘れて戸を閉めてしまうと、狼は朝まで外に留まり続けた。「言い忘れただろう」と咎められて改めて礼を述べると、狼はようやく去っていったという。人と獣の間に交わされる暗黙の作法が破られたことで生じた異常として語られている。
- 広まり方
- 多摩地方の昔話を集めた常民文化研究の調査報告(1982年)に収録され、立川市域で伝えられていた。
- 地域
- 東京都立川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ