おおかみがばんばのばけねこ
狼ヶ番場の化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 木に逃れた武士を襲うため狼が加勢に呼んだ大猫が、村の鍛冶屋に化けた老婆の正体だった話。
- 細部
- 東筑摩郡の狼ヶ番場を通りかかった武士が狼の群れに囲まれ、木の上へ身をかわした。狼どもは互いの背に乗って登ろうとしたが一頭分届かず、カジヤババを呼んでこようと言い交わしたという。やがて現れた大きな猫を武士が斬りつけると、獣たちは散り散りに逃げた。血の跡をたどると村の鍛冶屋へ続いており、医者と偽って老婆を診たところ片腕を失っていたので討ち取った。縁の下からは本来の老婆の骨が出たと語られる。
- 広まり方
- 1961年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長野県上水内郡小川村の調査報告による。
- 地域
- 長野県小川村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ