おおかみ
狼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猟師が飼いならした狼は獲物が千匹に達すると主人を襲うとされ、討った狼を祀ったのがオカメコウザキという。
- 細部
- 猟師の中には狼を手なずけ、猟の相棒として獲物を追わせる者がいたという。ただしこの関係には期限があり、狼が仕留めた獲物の数が千匹、あるいは九百九十九匹に達すると、今度はその狼が飼い主である猟師自身に牙をむいて襲いかかってくるとされた。そうして命を落とした狼を打ち取り、手厚く祀ったものがオカメコウザキと呼ばれているのだという。人と獣が協力しながらもいずれ牙を剥き合う、猟師の山の掟を伝える話である。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗1』の「各地の狩猟」章、山口保明の「米良山の狩」の節に伝えられている。
- 地域
- 宮崎県西米良村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ