なかののおおかみにみえたいものは
中野の狼に見えた芋の葉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 酔って夜の山道を行く者が狼の気配を感じたが、正体は葉芋の葉だったという。
- 細部
- 五十歳ほどの人が酒に酔ったまま夜の山道を歩いていたところ、道端に狼がいるように思われて肝を冷やした。ところがよく見れば、それは葉芋の大きな葉が揺れていたにすぎなかった。狐に化かされた話を集めた記録の中に置かれており、闇と酔いが重なると見慣れた草木すら獣に見えるという、化かしの入り口を示す一話になっている。恐れの正体が自然物であったと明かして終わる点が、この話の眼目である。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』に載る安間清の狐にばかされた話(完)に記録がある。
- 地域
- 長野県中野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ