おおかみ
狼
国内
未確認生物
- どんな話か
- オトゴエ峠で山伏が狼を斬りつけ大群に襲われ、手負いの狼を侮った末に食い殺されたという。
- 細部
- オトゴエ峠にさしかかった山伏が、通りすがりに一匹の狼へ刃を向けたところ、どこからともなく何十とも何百ともつかぬ数の狼が群れをなして押し寄せ、山伏に襲いかかった。山伏はその大半を斬り伏せて退けたが、最後まで生き残っていた半死半生の一匹を侮って揶揄したところ、隙を突かれて食い殺されてしまったという。恐るべき数の狼を相手に立ち回った剛の者でも、手負いの獣を侮ったために命を落とした話として語られている。
- 広まり方
- 1965年刊行の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による宮崎県東臼杵郡西郷村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 宮崎県美郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ