おくりおおかみのさほう
おくりオオカミの作法
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山道を歩く人を家まで見送るオオカミだが、途中でわらじを脱いで転ぶと襲われるとされたという。
- 細部
- 松阪市飯南町では、夜の山道を一人で歩く人の後ろについてきて、家まで送り届けるオオカミを「おくりオオカミ」と呼んだ。無事に家へ着いたときは、礼として塩を供える。反対に、途中でわらじを脱いで裸足で歩いてしまうと、オオカミに後ろからわらじを踏まれて転ばされ、その隙に飛び越えられて食われると語られた。この習わしと危険を避ける作法は、松阪市飯南町の口承として、安浪香理・柴田操・岡田喜代子「口承文芸」(『中京民俗』1989年)に記録されている。
- 広まり方
- 安浪香理・柴田操・岡田喜代子が1989年発表の「口承文芸」(中京民俗)に記録した山道の伝承。
- 地域
- 三重県松阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ