かつやまのおおかみからとどいたはかり
かつやまの狼から届いた秤
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旅の村人が山で泣いていた狼の口から骨を抜いてやると、礼にと秤を届けられ、狼秤として使われたという。
- 細部
- 勝山市に伝わる話で、旅先から戻る途中の村人が、村近くの山中で悲しげに鳴いている一匹の狼に出くわしたという。様子がおかしいのでよく見てやると、口の中に骨が刺さって難儀している様子だったので、その骨を抜いて助けてやった。しばらくすると狼が礼をしたいといって秤を一つ持ってきたので、村人はありがたく受け取り、以来それを狼秤と呼んで日々の暮らしの中で使い続けたと伝えられている。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』所収、金子総平「狼秤」に記録がある。
- 地域
- 福井県勝山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ