おおかみつき
狼憑き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 精神が不安定だった娘が柏餅を持ったまま行方不明になり、五十日後に沢の穴で狼憑きの状態で見つかったという。
- 細部
- 精神が不安定だった娘が、五月五日に柏餅を持ったまま行方が分からなくなった。寺の坊主に占ってもらうと西の方角と出たため、村人が西の山を探したが見つからず、五十日ほど経った七月十五日になって、村の獣医が偶然沢の穴の中で娘を発見した。着物には苔が生えるほどの時間が経っており、狼が娘に憑いていたが、飲まず食わずのままではひもじくなって自ら出て行ったのだろうと語られている。
- 広まり方
- 1956年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県石城郡田人村の調査記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ