いちのせきのせんびきのおおかみ
一関の千匹の狼
国内
未確認生物
- どんな話か
- かつては千匹もの群れをなして通ったという狼だが、犬に似た口が耳まで裂けており今は絶えた。
- 細部
- 狼は昔はたくさん生息しており、時には千匹もの群れをなして通り過ぎることがあったという。姿は犬に似ているが口が耳まで裂けているのが特徴で、恐れられる存在だった。今ではこのあたりから狼は姿を消してしまったと伝えられている。かつて身近に恐れられていた獣が、姿を消した後もなお語り継がれている点に、人と獣との緊張関係の記憶が刻まれている。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査による。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ