おおいかのたたり
大烏賊の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 鰹船の漁師が沖の水死体を見捨てたところ、船いっぱいに広がる巨大な烏賊が現れたという。
- 細部
- 漂っていた水死体を弔わず、船へ引き上げなかった漁師たちの船内に、部屋一杯ほどもある異様な烏賊が現れたと伝わる。その後も不吉な出来事が相次ぎ、遺体を気の毒に思って弔おうとした一人だけが助かり、残りの乗組員は海で命を落としたという。烏賊は船の一の間(七、八尺四方)いっぱいに広がった。志摩市の話として、岩田準一が1940年の『旅と伝説』に載せた「志摩の漁夫の昔がたり」に記録している。
- 広まり方
- 岩田準一が1940年発表の「志摩の漁夫の昔がたり」(旅と伝説)に記録した志摩の漁師社会の伝承。
- 地域
- 三重県志摩市
- 年代
- 昭和初期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ