おおはまぐり
大蛤
国内
未確認生物
- どんな話か
- 疫病を鎮めるため海底の大蛤の玉を取りに行ったみそりが命を落とし、人々はその死を悼んで塚を立てたという。
- 細部
- 香川県さぬき市に伝わる話である。ある時、この村に疫病が流行り、人々は多和大神に祈りをささげた。すると託宣が下り、小左自古という者が所持する玉と、海底に棲む大蛤の中に納められている玉との両方を手に入れれば、疫病はおさまるとのお告げがあった。そこで人々はみそりという者に頼んで、海に潜って大蛤を引き上げてもらうことにした。みそりは見事に蛤を上げたものの、その代償として自らの命を落としてしまったという。人々はみそりの死を深く悼み、その功績をしのんで塚を築いて弔った。
- 広まり方
- 1999年の『香川の民俗』所収、谷原博信「郷土の文化財を生かした綜合的学習の試み―志度寺と縁起から学ぶ」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ