おおがおのおんな
大顔の女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 畳一枚ほどの顔をした女に出会った侍が、逃げた先の知人も同じ顔だったという化かし話。
- 細部
- ある晩、侍が道を行くと、畳を一枚広げたほどもある大きな顔をした女に行き会った。肝を潰して一目散に逃げ、ようやく知った顔に出会ったので今しがたの出来事を話しかけたところ、振り向いたその男もまた同じ大顔をしていたという。安堵した瞬間にもう一度同じものを見せる二段構えの仕掛けが、この話の眼目である。土地ではこれを狐の化かしによるものと解しており、諏訪では狸や狢の話とあわせて、同じ聞き書きのなかに並べて記録されている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、有賀恭一「信州諏訪の狸と狢(一)」に記録がある。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ