おおどろどじょう
大泥鰌
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川で釣り上げた大泥鰌に驚いて墓を立てた情け深い男の夢枕に娘が立ち、成仏の礼を述べたという話。
- 細部
- 情け深い性分で知られたある男が、川で釣りをしていたところ、思いがけず巨大な泥鰌がかかって驚いてしまった。ただの魚として扱うのがはばかられたのか、男はその場ですぐに小さな墓を立てて弔ってやったという。すると同じ日の夜、男の前に美しい娘の姿が現れ、おかげで今日はようやく成仏することができて嬉しかったと丁寧に礼を述べたと伝えられる。この出来事があった後、男は長い年月を穏やかに生き延びたといい、生き物への憐れみが巡り巡って自分自身の福につながったという教訓めいた結末を持つ話である。
- 広まり方
- 『高志路』1939年掲載、倉田勲「郷土の伝説(四)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ