いかたのさかいをまもるきょだいぞうり
伊方の境を守る巨大草履
国内
未確認生物
- どんな話か
- 足半草履で海を渡ったという巨人の伝えにちなみ、村境に巨大な草履を吊るして鬼を退けた。
- 細部
- かつて桁外れに大きな体の者が足半を履いたまま向かいの島まで渡っていったという語りが残る。加周ではこの話にちなんで、旧暦一月十八日に組の者たちが藁を出し合って籠り、翌日に二見と三机の境など二か所へ、大人の足なかと呼ばれる特大の草履を吊り下げる。これほどの履物を使う者がいると外来の鬼に思わせ、村へ入り込ませないための備えである。巨人譚が年中行事の境界儀礼として定着した例といえる。
- 広まり方
- 1983年刊の『愛媛県史』第四章第一節、河野正文「一 むらの伝承的景観」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ