もとづまのおんりょう
元妻の怨霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 江戸の新妻との子が次々早世したのを国元の元妻の祟りと疑い墓参りした男に、妻の霊が憑いた。
- 細部
- 元禄10年頃のこと、江戸で迎えた新しい妻との間に生まれた子どもたちが皆早くに亡くなってしまうのを、ある男は不審に思った。国元に残したまま疎遠にしていた前の妻が、嫉妬のうちに亡くなったその祟りではないかと考え、男は前妻の墓参りに出向いた。ところがそこで前妻の幽霊が男に取り憑いてしまい、男はそのまま正気を失って狂い死にしたと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録がある。
- 地域
- 群馬県高崎市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ