おんりょう
怨霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 主人と下女の不義を恨みつつ病死した先妻の霊が、後妻となった下女の前に蝶とともに姿を現したという。
- 細部
- ある薬種商の家で、女房は夫が下女と不義の関係にあることに気づき、恨みを抱いたまま病に倒れて亡くなった。夫はその後、下女を後妻として迎え入れたが、縁側で食事をするたびに決まって二匹の蝶が現れるようになる。ある日もまた蝶が姿を見せたので不思議に思い、ふと庭に目をやると、そこには亡くなった先妻の霊が立っていたという。恨みを残して世を去った者の執念を物語る話である。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、日恒明貫「大阪妖怪畫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ