ふじのふちでこのあしをひくおんりょう
富士の淵で子の足を引く怨霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 水難で亡くなった人の魂は怨霊となって子どもの足を引くとされ、富士市沼久保の卵岩の淵やあおい淵が特にお盆に危険視された。
- 細部
- 富士市に伝わる話では、川や淵で命を落とした水難者の魂魄は怨霊となり、子どもの足をつかんで引っ張るのだという。釜ヶ淵をはじめ、沼久保にある卵岩の淵や、沼久保の先にあるあおい淵などが、そうした怨霊の潜む場所として恐れられてきた。とりわけお盆の時期はこの手の怨霊が活発になるとされ、川遊びをする際には特に用心すべき時期だと語られている。
- 広まり方
- 1993年刊『静岡県史 資料編24 民俗2』の「富士川の水神信仰」の項に記録がある。
- 地域
- 静岡県富士市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ