あまみのはかどなのしゃたくとかなしばり
奄美の墓隣の社宅と金縛り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 沖永良部の工事現場で社宅暮らしをした中村氏らが、墓地に隣接する住まいで幽霊や金縛りを繰り返し体験した話。
- 細部
- 名瀬市に住む中村氏という人物が、昭和七年生まれで、沖永良部島の畦布というところへ工事人夫として出向いていたころの体験である。当時住んでいた社宅は墓のすぐ隣にあり、近くには人骨を納めた洞窟もあったという。同僚のひとりは夜中に目を覚まして見知らぬ人の顔を目撃し、また別の同僚は子供が近寄ってくる姿を見たと語った。中村氏自身も夜中に金縛りにあい、目を開けると裸に鉢巻を締めて騎馬戦のような格好をした老婆がじっとこちらを見つめていたという。
- 広まり方
- 2001年の『南島研究』掲載、登山修の採集資料に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県奄美市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ