おんなのくび
女の首
国内
未確認生物
- どんな話か
- 坂道を、カラカラと笑いながら転がる若い女の首がついてくるという不気味な言い伝え。
- 細部
- 静岡市清水区に伝わる話では、坂道を歩いていると、若い女の生首だけがカラカラカラカラと笑い声をたてながら転がりついてくるのだという。胴体を持たない首だけの存在が声を立てて笑うという取り合わせが、この怪異の不気味さを際立たせている。坂道という日常的な通り道が、いつなんどきこの首に出くわすかわからない場所として語られており、夜道や人けのない坂を通る際の恐怖心を形にした話といえる。追いかけてくるという動作そのものが、逃げても逃げきれないという恐怖の核をなしている。
- 広まり方
- 1955年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による静岡県庵原郡両河内村調査の記録に基づく。
- 地域
- 静岡県静岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ