はしをわたらせるおんな
橋を渡らせる女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鮭を提げた帰り道で出会った女に先を越され、ありもしない橋から落ちて大怪我をした話。
- 細部
- 鮭を二本ぶら下げて歩いていた者が、後ろから追いついてきた女に行き先を尋ねられる。家に帰るところだと答えると、女はにやりと笑って足早に先へ行ってしまった。やがて前方に橋が見えたので渡ろうとしたところ、そこには何も無く、落ちて大怪我を負った。橋も女も狐が見せた偽りだったと語られる。持ち帰る食べ物を狙われる型と、道に架かる偽の橋という型が重なっており、この土地で狐が旅人をどう欺くと考えられていたかがよく表れている。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、安間清「狐にばかされた話(一)」に記録がある。
- 地域
- 長野県山ノ内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ