たかはしおろく
高橋おろく
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大野川の高橋そばの榎の根元には女ムジナの高橋おろくが棲み、二ツ岩団三郎の妻とされ、子は湖鏡庵の財喜坊と伝わる。
- 細部
- 大野川に架かる高橋の近くには大きな榎があり、その根元に小さな祠がまつられている。そこには女のムジナが棲んでいるといい、里では「高橋おろく」の名で呼ばれてきた。おろくは佐渡の化け狸として知られる二ツ岩団三郎の連れ合いとされ、二人の間に生まれた子は新穂村潟上にある湖鏡庵の財喜坊であると語り継がれている。団三郎自身の武勇伝が数多く残る一方で、おろくは榎の根元の祠に静かに納まる存在として描かれ、化け狸の一族が佐渡島内の各所に根を張っていたことを示す話のひとつになっている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、浜口嘉寿夫「伝説」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ