あまいけのおんな
天池の女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 埋め立てても場所を変えて現れる池があり、その岩上に立った美女は水へ飛び込んだという。
- 細部
- 田を広げようとして池を埋めたところ、しばらくすると別の場所に新しく池ができたと語られる。これを天池と呼び、昔その池の岩の上に美しい女がたたずんでいたが、人が近づくと音もなく水中へ身を沈めたという。土地では、女の正体を池に棲む蛇だったのだろうと解している。池を潰そうとしても水が別の形で戻ってくるという語りと、水辺に立つ女が異類であるという語りが重なり、その場所を安易に手を加えてはならないものとして印象づけている。
- 広まり方
- 1970年の『上田盆地』所収、箱山貴太郎による水の民俗の記録、真田町長地区に伝わる池の話に載る。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ