おいぬけないおんな
追い抜けない女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 前を行く女に追いつこうと急いでも距離が縮まらず、あと一歩というところで消え失せた。
- 細部
- 道の先を女が歩いている。追い越そうとして歩みを速めるのだが、相手の足がやたらと速く、いっこうに間合いが詰まらない。意地になってさらに急ぎ、ようやく肩を並べられそうだというところまで来たとき、その姿はふっと見えなくなってしまったという。狐のしわざとして語られてきた類の体験で、追う側の焦りを引き出しておいて、最後に何もなかったことにするという構図になっている。夜道や人けのない道で人を惑わすものの典型的なふるまいである。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』に載る三田村耕治「狐の話」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ