せんたくするおんな
洗濯する女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道の男を招いて泊めた女が消え、目覚めると男は新仏の墓石を枕にしていたという話。
- 細部
- 享保五年の晩秋、大谷村の百姓與作が夜更けに蔵川村の観音堂あたりを通ると、小川で洗い物をする女がいた。暗い道を行くのは難儀だろうから泊まっていけと言われ、竹筒の酒を勧められるまま飲んで酔い、そのまま寝入ってしまう。朝になって目を開けると、木立の中に据えられた新仏の墓石を枕にしており、酒と思って口にしたのは供えの樒の水だった。この墓については、非業の最期を遂げた妊婦のものだとも、高野聖のものだとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』に載る横田傳松の伊予の伝説に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ