そでとりがみ
袖取神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道を歩く武士に女がつきまとい、斬りつけると悲鳴を上げて袖を残して逃げ去り、後に袖取神として祀られた。
- 細部
- 武士が夜道をひとり歩いていると、いつの間にか女がついてくる。不審に思って刀を抜き斬りかかると、女は悲鳴を上げて逃げ去ったが、そのとき左の袖だけがその場に残された。斬られたのは女に化けた怪物であったといい、この出来事にちなんで「袖取神」と呼び、以後祀るようになったと伝わる。一般に、夜道で人につきまとう怪異を切ると証拠の品を残して去るという筋立ては各地の類話にも通じる型とされ、袖取神の由来譚もその系統に連なるものと見られる。
- 広まり方
- 『西郊民俗』1988年掲載の靍理恵子「壱岐島のサエノカミ信仰」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ