おにのしゅうとめ
鬼の姑
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦3月3日の女の節供に供える餅を折り曲げるのは、鬼の姑が舌を出して笑った姿にちなむという由来譚。
- 細部
- 阿賀町では旧暦3月3日を女の節供と呼び、この日には大きな鏡餅の上に三角形の餅を三枚のせて祝う習わしがある。供える餅は片方の端を折り曲げて仕上げるのが決まりで、この形は鬼のベロ、あるいは鬼の舌などと呼び習わされている。餅をこのような形に折り曲げる由来として、鬼の姑がこのように舌を突き出して笑い、その姿にちなんで餅を作らせたのだと語り伝えられている。女の節供という穏やかな行事の中に、鬼にまつわる由来が組み込まれている点が興味深い。
- 広まり方
- 1982年の『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、大竹信雄「第4編 6 第2節 13三月節供」に記録がある。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ