おにのいないむら
鬼の居ない村
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- むかし鬼を退治しつくしたため、この村にはもう鬼がいないとして節分の豆まきを行わない、という言い伝え。
- 細部
- 富士宮市に伝わる話によれば、昔この土地では鬼をすっかり退治し尽くしてしまったのだという。おかげでこの村にはもう追い払うべき鬼が一匹もいなくなったとされ、鬼を寄せ付けないための豆まきをする必要そのものがなくなった。そのため節分になっても、この集落では豆をまく風習を持たないのだと言い伝えられている。鬼退治という過去の出来事が、行事をしないという逆の形で今なお語り継がれている例といえる。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』誌に掲載された「豆をまかぬ部落」という記事に記録がある(著者不明)。
- 地域
- 静岡県富士宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ