おにのいど
鬼の井戸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 豊田市小原町の地獄谷にある鬼の座敷という三つの巨石のうち、中央の石のくぼみに溜まった水を鬼の井戸と呼び、雨乞いにさらう。
- 細部
- 豊田市小原町を流れる田代川の上流、地獄谷と呼ばれる場所には鬼の座敷という三つの大岩が並んでいる。そのうち中央の一つには自然にできたくぼみがあり、いつも水をたたえていることから、この水たまりは鬼の井戸と名づけられている。日照りが続くと、川下に暮らす人々は身を清めたうえでこの水を汲みさらい、雨を呼び込もうとした。伝えでは、八大龍王につながる八坂龍王がこの山道を通った際、喉の渇きを覚えてここに水をためておいたのだといい、その水を汲み出すと機嫌を損ねて雨を降らせるのだと説明されている。
- 広まり方
- 1975年の『民俗採訪』に記された、國學院大學民俗学研究会による愛知県西加茂郡小原村調査の記録に基づく。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ