おにばば
オニババ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中に現れる妖怪として名が伝わる老女の姿の怪で、山を避けるべき理由とされた。
- 細部
- 山で出会う怪異を並べた俗信の記録に、オニババの名が挙げられている。人里を離れた山地には人ならぬものが潜むという前提があり、その具体的な担い手として老女の姿をした鬼が想定された。ヤマウバやヤマンバと呼ばれる存在と重なりつつ、鬼という語が付くぶん危害を加える側面が前に出ている。詳しい遭遇談は伴わず、山という場所に結びつけられた名として記録された。山仕事や山越えを控える理由づけとしてはたらいたと考えられる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識の俗信の節、山に出る妖怪の項に載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ