おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鬼除けの繭玉を鬼の目玉と呼んで供える一方、浅間山造成に鬼が関わった伝説も残っている。
- 細部
- 1月31日になると、嬬恋村では米・蕎麦・稗の粉を練って繭玉を作り、門口や窓辺、神仏の前に供える習わしがある。この繭玉は「鬼の目玉」と呼ばれ、大きな目玉のような姿を見せることで鬼を怖がらせ、追い払う魔除けとして扱われてきた。また土地には別の鬼にまつわる話もある。かつて浅間山と富士山が高さを競い合った際、浅間の神は多くの鬼を集めて土を盛らせたといい、鬼たちが集まった場所は鬼の土俵と呼ばれている。その作業のとき、鬼の一人が里芋の葉で足を滑らせて転び、そばに生えていた胡麻の草で目を突いて潰してしまったため、以来この土地では里芋と胡麻を作らないという。このとき土をこぼした跡が小浅間になったとも語られている。
- 広まり方
- 群馬県史 資料編27 民俗3(1982年)所収、関口正巳・井田安雄・都丸十九一・渡辺千佳子による終い正月の記録と、井田安雄による群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県嬬恋村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ