おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 節分の鬼とお多福の家廻り、鬼が島伝説、角のある鬼子など、高松に伝わる鬼にまつわる複数の話。
- 細部
- 高松には鬼にまつわる話がいくつも伝わっている。節分の日には、男が鬼の面をつけて戸口の外に立ち、女はお多福の面をつけて連れ立って家々を巡る。お多福が家の中に入ろうとする鬼を押しとどめながら、その家から米や銭をもらって回るという行事で、家の側でも鬼よけとして柊の枝と鰯の頭を戸口にさしておく。また高松沖に浮かぶ雌木島には広さ四反歩余りの洞窟があり、ここに鬼が棲んでいたという言い伝えから、この島こそが桃太郎に出てくる鬼が島であると言い出す者が現れ、関西方面でも知られるようになって桃太郎にちなむ玩具まで作られている。ほかにも、角を生やして生まれてきた赤ん坊は鬼子と呼ばれ、鬼がその子を迎えに来たのだと語られてきた。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に収める宮武肅門「讃州高松旧事」、1935年の『旅と伝説』に収める加藤増夫「讃岐伝説玩具」、1985年の『香川県史 民俗』に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ