あせんまやまのおに
汗馬山の鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の空が暗んで雨が降り出すのは鬼が暴れているためとされ、人を食う山姥の話も伝わる。
- 細部
- 汗馬山には鬼が棲むとされ、山の上の空がにわかに黒ずんで雨が落ちてくると、村では鬼が暴れているのだと言い合った。天候の急変をこの山の住人のしわざとして説明する言い伝えである。同じ山には山姥もいて人を食うとも語られ、天狗や姿の見えない怪異の話とともに、山そのものを畏れる感覚を形づくっている。仕事で入るほかに用のない山を、人の領分の外側として区切る語りだといえる。
- 広まり方
- 2001年の『伊那』所収、原董による下条村の汗馬山の山岳信仰についての報告に記録がある。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ