おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小鹿野町の山奥に棲む力自慢の鬼が毎日のように里へ下りて年老いた僧を困らせていたが、村の知恵者の入れ知恵で人間の強さを思い知らせ、追い払ったという話。
- 細部
- 小鹿野町の山奥には、大きな体と強い力を持つ鬼が棲んでいたと伝えられている。この鬼は毎日のように山を下りては里へやって来て、村にいた年老いた僧に対して無理な要求を突きつけたり、田畑を荒らしたりと、村人たちを困らせていた。困り果てた僧は、村に住む知恵者に相談を持ちかけた。二人は知恵を絞り、人間は鬼よりもずっと強いのだと鬼自身に思い込ませる策を考え出す。その策が功を奏し、鬼はすっかり怖気づいて、二度と里に姿を見せなくなったという。
- 広まり方
- 1977年の『秩父民俗』に山崎泰彦が採録した秩父の伝説・昔語り・言い伝えの一編。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ