あだちがはらのうばおに
安達ヶ原の乳母鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姫の病を治そうと実の娘の生き胆を奪った乳母が、その罪の重さに鬼と化したという安達ヶ原の異伝。
- 細部
- 二本松市の安達ヶ原に伝わる鬼婆伝説の異伝。ある乳母は、仕える姫の病を治す薬にするため、それとは知らずに自分の実の娘の生き胆を取り出してしまった。我が子を手にかけてしまったことに気づいた乳母は、驚きのあまり正気を失い、やがて鬼へと姿を変えてしまう。それからは旅人を襲っては食らうようになったという。数年の後、この地に泊まった一人の僧が持っていた如意輪観音像に射抜かれ、鬼婆はついに息絶えたと伝えられている。
- 広まり方
- 1969年の『民間伝承』所収、木口勝弘「奥州安達ヶ原考」に記録がある。
- 地域
- 福島県二本松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ