いちやさんをきずいたおに
一夜山を築いた鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 都が移されると住処を失うと恐れた鬼たちが、一夜のうちに山を築いて妨げたという地名由来話。
- 細部
- この地が新たな都の候補に挙がったと知った鬼たちは、人の住まいが広がれば自分たちの居場所がなくなると考え、計画を潰そうと申し合わせた。そして一晩のうちに戸隠山と戸倉山のあいだへ新しい山をこしらえ、遷都を阻んだという。一夜で築かれたことからこの山は一夜山と呼ばれるようになったと語られる。鬼が土地の造成者として働く型の伝説で、山の名の由来と、都が置かれなかった理由の双方をまとめて説明する構成になっている。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』所収、藤澤衛彦「雪ある山山の傳説」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ