いのこのおに
亥の子の鬼
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 亥の子の夜、餅を搗かない家には鬼や蛇の子が生まれると子どもたちが囃した唱えごと。
- 細部
- 久谷町では亥の子の晩になると子どもたちが連れ立ち、家々の門口を回りながら唱えごとを声に出した。文句は、亥の子の晩に餅を搗いて祝わない家からは鬼が生まれ、蛇が生まれ、角の生えた子が生まれる、という趣旨のものである。行事に加わらない家を名指しで脅かす形をとっており、季節の祝いを共同で守らせる働きを持っていた。鬼や蛇はここでは実在の怪ではなく、罰として持ち出される像として現れている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る相原熊太郎の伊予温泉郡よりに記されている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ