おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河内長野市の鬼住では、農作物や子供を食う悪鬼を氏神の助けで退治し、その弓矢が延命寺に宝物として残るという。
- 細部
- 河内長野市にあたる南河内郡川上村には、鬼住という地名が残っている。舒明天皇の時代のこととして伝わる話では、葛城山に住む悪鬼が農作物を荒らしたり子供をさらって食べたりする被害が続いていたという。この鬼を退治するにあたり、村人たちは氏神である大梵天に祈りを捧げた。すると大梵天は大雨を降らせ、弓矢や割った竹、鐘太鼓を用いて鬼を追い詰める村人たちに力を貸したのだという。このとき鬼退治に使われたという弓矢は、延命寺に宝物として今も保存されていると伝えられている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、栗山一夫「下里村の民譚」に記録がある。
- 地域
- 大阪府河内長野市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ