おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 厄神様の祭りを怠った家に泊まった旅人の寝姿を覗くと鬼の正体を現し、その家はやがて絶えた。
- 細部
- 東成瀬村では毎年11月9日に厄神様の祭りを営む習わしがあるが、かつてこの祭りを行わなかった家があったという。その年の冬、一人の旅人がこの家を訪れて一夜の宿を求めた。旅人は寝る前に、自分の寝姿を決して覗かないでほしいと家の者に言い置いたが、家人はどうしても気になり、こっそり戸の隙間から覗いてしまう。すると旅人の姿は髪を振り乱した鬼へと変わっていた。翌朝、旅人は見たなとだけ言い残して立ち去り、その後この家は家運が傾き、ついには家系そのものが絶えてしまったのだという。
- 広まり方
- 『秋田東成瀬の民俗―秋田県雄勝郡東成瀬村―』1966年、東洋大学民俗研究会による「六 年中行事」の調査記録に収められている。
- 地域
- 秋田県東成瀬村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ