おに
鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鬼ガ島へ連れ去られた妻を助けに行った夫の話と、鬼の足を手当てした娘が厚遇された話の二つが伝わる。
- 細部
- トトが町に出かけている間に、家に残っていたアバのもとへ鬼がやってきて、鬼ガ島まで連れ去ってしまった。知らせを受けたトトも赤鬼と青鬼につかまり鬼ガ島へ連れ去られると、そこでアバの生き血を飲まされるという恐ろしい目に遭うが、最後には鬼どもを退治して無事に戻ってきたという。もう一つの話では、一人娘のもとに鬼が落ちてきて、娘がその足に包帯を巻いて手当てしてやると、鬼は娘を家に招き入れてもてなし、帰り際にコズッケという土産を持たせてくれた。家に持ち帰ったカボチャを試しに叩いてみると真っ二つに裂け、その中からヂンヂとバンバの二人が姿を見せ、娘を合わせた三人でにぎやかに暮らしていくことになったという。
- 広まり方
- 1955年の『日本民俗学』に堀内正文が「秋田県の昔話―仙北郡外小友村―」として収めた。
- 地域
- 秋田県大仙市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ