おんぼさん
オンボサン
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山中の苔むした墓に宿るとされ、周囲の物を持ち去ると祟るが、謝れば鎮まり、瘧封じにも霊験があるという。
- 細部
- 島原市の山中には苔に覆われた小さな墓が一つあり、オンボサンの名で親しまれている。宮内という人物の妻がここに葬られたと伝えられ、墓のまわりにある物を持ち去るとその晩から祟られ、ひどく苦しめられるという。ただし自分の非を認めて謝れば、祟りはほどなく治まるとされる。また瘧に悩む者が種油を灯した明かりを供えて祈願すると、たちまち快方に向かうとも語られている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、榊木敏「伝説の島原」に記録されている。
- 地域
- 長崎県島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ