おもいどん
オモイドン
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 用水路の井堰を守るため人身御供にされた娘オモイを祀った森で、木の葉を持ち去ると祟りがあるという。
- 細部
- いちき串木野市には、灌漑用の井堰を築く際に人柱として捧げられた娘オモイの伝承が残る。工事の折、氾濫のたびに崩れる堰を前に、村はオモイという娘を水底へ沈めることにしたという。以後、その井手はどれほどの大水にも壊れなくなり、村人は娘の霊をオモイドンとして森に祀った。この森の木は一枚の葉であっても持ち出したり火にくべたりしてはならず、破れば即座に祟りを受けるとされている。
- 広まり方
- 1968年の『民間伝承』に掲載された小野重朗「南九州の民俗神(九)モイドン(森殿)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県いちき串木野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ