おおみわさん
おおみわさん
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 西向きだったおおみわさんの社殿を南に改めたところ、絶えなかった千石船の漂着や落馬の事故がやんだという言い伝え。
- 細部
- 鳥取市気高町に鎮座するおおみわさんの社殿は、かつて海のある西の方角を向いて建てられていたという。ところがその向きのままでは、沖を行く千石船が近くに漂着したり、社の前を通る海岸沿いの道で人が馬から落ちたりする出来事が後を絶たなかった。そこで社殿の向きを南へ改めたところ、それ以降は船の遭難も落馬の事故もぴたりと起こらなくなったと伝えられている。建物の向きそのものに災いを招く力があるとみなされ、方角を正すことで祟りが鎮まったとする、方位にまつわる言い伝えの一例である。
- 広まり方
- 1994年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による鳥取県気高郡気高町の調査報告書に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ