おみつだぬき
おみつ狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 三津口の辻番所に現れた美しい娘は、帯が尻尾に見えたことから見破られ、雑魚を狙う狸だと知れた。
- 細部
- 三津街道の出入り口は三津口と呼ばれ、辻番所が置かれていた。冬の雨の夜、佐兵衛という老人が番に当たっていると、美しい娘が姿を見せた。傘も差さずに濡れもせず、友禅の振袖は長く引き、腰でだらりと結んだ帯は尻尾のようにも見えた。これはただ者ではないと見た老人は狸だと察し、縄で縛って燻したところ、雑魚を狙って化けていたおみつ狸だったという。
- 広まり方
- 1986年の『伊予の民俗』所収、野口光敏「四季の愛媛」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ